2020年8月31日月曜日

『ペットと私と防災』Ⅰ

ット防災せたがやネットワークの立ち上げメンバーの私たちは、世田谷区を主に、獣医師、動物看護師、ドッグトレーナー、愛玩動物飼養管理士等ペットの専門家として、また、防災についても地域の人とペットのつながりを大切にそれぞれ活動してきました。そんな私たちがなぜペット防災のネットワークをつくることになったのか?
”ペットと私と防災”をテーマにおはなしします!

『ペットと私と防災』浜田あゆり 


ペット防災せたがやネットワークの代表をつとめる、Sweet Dogの浜田あゆりです。
我が家では、ミニチュアダックスフンドのチョコとクッキー、マルプーのココアと暮らしています🐶



関西大震災で親戚が被災してから、防災の準備は自分なりにしてきたつもりでした。
が、東日本大震災の時に、想像を超える現実を目の当たりにして、認識の甘さを痛感しました。

毎年どこかで想定外の…50年に1度の…という災害が起きています。
また、関東に直下型地震が起こるとも言われています。
2019年の台風19号では、多摩川が氾濫し、玉川地区の避難場所は大混乱となりました。
この時、ペット同行避難をしても、同伴避難できないと避難所に入る事ができなかった人達は少なくありません。

どうしてペットがいたら避難所に入れないのか?
アレルギー、鳴き声、臭い…

問題点はわかります。でも、だからといって危険な目にあったり、命を落とすような事があってはいけません。

それなら、ペットが入れる避難所を作っていけばいい。

でも、これを実現させるためには、世田谷保健所、まちづくりセンター、世田谷獣医師会、そして何よりも地域、町会の方々との連携と協力が必要不可です。

いつ起きてもおかしくなく災害に備えて、自分の命を守るため、愛する者の命を守るため、悲しい思いをする事がないように、できる事をしていこう!


そして、今年やっと、仲間と一緒にペット防災せたがやネットワークを立ち上げ、世田谷区地域の絆プロジェクトに申請しました。

災害時に避難所に行く事が全てではありません。

でも、行かざるを得ない時があるかもしれない。

そんな時に不安な思いしないように、そして冷静に行動がとれるように、ネットワークをつくり、ペットと安心して過ごせる地域づくりをしていきたいと思っています。



今年は新型コロナウイルスの影響で
新しい生活様式というものを経験しています。

毎年行なっている避難訓練も各地で中止となっています。

ペット防災せたがやネットワークでは、今できる事として、ペット防災についての知識やアイデア、アドバイスなどを発信していきます。






浜田 あゆり(代表理事)
プロフィール:Sweet Dog 愛犬のお家ケアとして、犬のマッサージやワンコフィットネスを行っています。犬と人が一緒に何かをする、一緒にいられる事が自然と受け入れられるような地域作りをめざしています。

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