はじまりのおはなし
ネットワークをつくろう
私たちと共に暮らしている犬や猫たち ペット。
愛する家族であるペットの命を守るのは、飼い主しかいません。
ペット防災ネットワークのたちあげメンバーである私たちは、世田谷区で獣医師、動物看護師、ドッグトレーナー、愛玩動物飼養管理士など動物の専門家として、それぞれ防災についても地域の人とペットのつながりを大切に活動してきました。
しかし、近年つづく想定をはるかに超える各地の災害。。。昨年は、世田谷区でも台風19号による多摩川の氾濫で、緊急時に人とペットの命をどう守るかということが差し迫る大きな課題として浮き彫りになってきました。
・ペットの受け入れをどうするか?
・ペットを置いていけないからと人の命がおびやかされることがあってはならない。
・ペットが苦手な人、アレルギーのある人への配慮をどうするのか?
・ペットの管理はだれがするのか?
これは、各避難所の運営には共通する問題ですが、この大きな課題を各避難所単独で検討し、1から作るのには大変な苦労があります。
けれど、災害は待ったなしです。
それには、世田谷区内のペット同行避難の先行事例を各地区で共有して、そのマニュアルを土台に各避難所運営を検討していければ、世田谷区全体のスピードアップ・レベルアップをはかることができます。
私たちは、昨年のような水害による避難も想定し、避難所設営のモデルケースを作ることを、考えています。
避難所開設マニュアルを作って、上野毛まちづくりセンター、町会の方々、世田谷保健所、世田谷獣医師会と共に始めていきます。
世田谷区内には、ペット同行避難について検討を始めている地区箇所もあります。
「行政」「地域」「世田谷獣医師会」との 情報交換・共有・連携により 、
点と点をつなげ大きな円へと、
ペットと暮らす人と地域のネットワーク作りをしていきたいと考え、
2020年5月、世田谷区地域の絆プロジェクトとして、ペット防災せたがやネットワークを発足しました。
わたしたち、メンバーの紹介は、HP「ご挨拶」をごらんください。
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